すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術

いらないものを思いっきり捨て、シンプルにまとめる力を磨くと、
机の上の書類の山がなくなる

すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術

「どんな本なのですか?」と聞かれると、こんなふうにこたえます。

「頭の中のモヤモヤと、机の上のごちゃごちゃを、一気にスッキリさせる」

その方法があります。
たとえば、プレゼンテーション資料をつくるとします。
つい複雑に考えすぎて、なかなか考えがまとまらない。
あるいは、あれもこれも盛り込みすぎて、
枚数が増えてしまうということがあるかと思います。

そんなとき、
「はい、この1枚」と、考えがシンプルな「紙1枚」でまとまるようになります。
その結果、プレゼン資料をつくる手間と時間、そしてストレスから解放され、

資料を手にするクライアントからも「シンプルで分かりやすい」と
高評価をもらえるようになります。


さっそくどんな本なのか、本書のまえがきの一部をご紹介しましょう。

『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』のまえがきより、

あなたは、整理することが得意でしょうか? 不得意でしょうか?
「整理をする」、ということにはいろいろな意味があります。

  • 机の上や家の中などの散らかりを整理整頓する
  • 頭の中の考えやアイデアをすっきりまとめる
  • 情報を上手に処理し、インプットの効率を高める
  • 本で読んだことや勉強したことをアウトプットする
  • ポイントをおさえてわかりやすい形で人に伝える

仕事、勉強、プライベートの趣味や日常生活、
整理をしないといけない場面はどこにでも存在しています。

本書では、そうしたいろいろな意味での整理を、
すべて紙1枚で達成することができるようになる。
その方法を紹介しています。

「え、どういうこと……?」と思われたでしょうか?
説明しましょう。たとえば、今この本を読んでいる方の中には、

  • 「話がわかりにくい」といわれる、もしくはその自覚がある
  • 資料づくりに時間がかかり、しかも量が膨大になる
  • 論理的にモノごとを考えるのが苦手

そんな悩みがあり、それを解決するために「整理術」や「片づけ」、
「ロジカルシンキング」などの本に頼ったことがあるかもしれません。
あるいはセミナーに行き、講師に直接教えてもらったことがあるかもしれません。

しかし、そうしたトピックを学び、
「なんて画期的なスキルなんだろう!」と思って試してみるものの、
「結局3日でやめてしまった」、「成果が出なかった」という声を僕はよく耳にします。

このような問題を一気にスッキリ解消してくれるのが本書です。

具体的には、

Format 13分間でどんな難題も整理でき、思考力や仮説力を磨く「Sの付箋」
Format 2電車の中などの隙間時間でプレゼン資料が完成する「16分割メモ」
Format 31冊15分で、本の内容をまとめてしまう「キラー・リーディング」
Format 43tトラック1台分の資料を4畳半にスリム化した「1枚引継ぎマップ」
Format 5会議時間が1/2になる「マッピング・コミュニケーション」
Format 6企画書や報告書がロジカルに変わる「1・2・3マップ」
Format 7説得力のあるプレゼンができる「物語プレゼンテーション」

本書の特徴はこれらフォーマットがすべて紙1枚を使えば実践できるということです。
きっとあなたの役に立つフォーマットが見つかることでしょう。

すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術

すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術
著者名高橋 政史
価格1,449円(税込)
ページ数192ページ
出版社クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日2011年4月13日
ISBN-104844371215